
愛犬と良好な信頼関係を築くには、日々のスキンシップが欠かせません。
子犬のときは触られるのを嫌がりますが、正しくしつけすれば徐々に慣れてくれます。
気持ちのいいマッサージをしながら、少しずつ愛犬との距離を詰めていきましょう。
今回は、【犬のしつけ】としてスキンシップに慣れさせるコツをまとめてみました。
目次
スキンシップのQ&A
スキンシップは何からすれば?
信頼関係を築けていない状態で、無理なスキンシップは犬のストレスになります。
いきなりあちこち触るのではなく、マッサージをしながら、スキンシップ=気持ちがいいもの=嬉しいこと!と条件付けされるようしつけるのがいいでしょう。
スキンシップはいつからする?
愛犬を迎えたその日からはじめてOK!むしろ、少しでも早い段階からはじめた方が慣れやすいです。
反対に、成犬になってからだと、人馴れしづらいのでしつけようにもスキンシップさせてくれないことも……。
スキンシップは1日どれくらい?
最初は5分、10分の短い時間からはじめて、慣れてきたら徐々に時間を伸ばすのがいいでしょう。
正しくしつければ、むしろ愛犬の方からスキンシップを求めてくるようになります。
スキンシップの3ステップ

ステップ1:ひざの上で抱っこする
まずは、犬をひざの上で抱っこします。
この際、床の上では逃げられやすいので、椅子に座ってするのがおすすめです。
小型犬だけでなく、中・大型犬も同様にひざの上で抱っこします。
ステップ2:顔の周りをマッサージする
次に、顔の周りからマッサージします。
犬の顔にはツボが多く、マッサージでのスキンシップに向いているためです。
顔のマッサージから、マッサージ=気持ちがいい=もっと触られたい!と条件付けしていきます。
ステップ3:少し仰向けにして胸も
最後は、少し仰向けにして、胸もマッサージします。
犬にとって仰向けは無防備な状態で、いきなりだと不安な体制です。
ステップ1、2とスキンシップに慣れてから、徐々に挑戦するのがいいでしょう。
犬が気持ちいいところ
- 頭頂部
- 眉間
- 耳
- ほほ
- 首
- あご
- 胸
- 肩甲骨
- 脇の下
これらはツボがあったり、犬が自らかいたりできない部位です。
そこを飼い主が代わりにマッサージしたり、かいたりすると愛犬も気持ちがよく、リラックスしてくれます。
ただし、強くマッサージすると嫌がることがあるので、あくまで優しく、愛情を込めてしてください。
日々のスキンシップで関係づくりを!

愛犬にとって、慣れていない相手に触られるのは苦手な行為です。
それでも正しいスキンシップ、しつけをすれば、次第に慣れてくれて、むしろ愛犬から求めてくるようになります。
ぜひ、日々のスキンシップで根気強く、愛犬との良好な信頼関係を築いてください!