
猫はかわいい。これは間違いないことですが、だからとぱっと見だけで迎えるのは待ってください。
猫も、人と同じように性格があり、体格や体調などにも違いがあります。
直接会わずに迎えてしまうと、あとで猫も、飼い主も双方が不幸になることにも……。
そこで、今回は気になる猫に出会えたときに、まずチェックしたい項目についてまとめてみました。
チェック項目1:猫の健康状態
専門家ではないので、細かくチェックするのは難しいですが、それでも健康状態を知れるポイントはあります。
- 耳の中がきれいか:汚れや臭いがないことで手入れの状況がわかる
- 瞳が透き通っているか:瞳のくすみ、目ヤニなどから目の病気の有無が予測できる
- 肛門がきれいか:健康的な排便をしていて、手入れの行き届いている子は肛門もきれい
- 鼻水が出ていないか:健康体なのにくしゃみ、鼻水があるときはアレルギーが疑われる
- 毛並み・ツヤがいいか:猫の毛並みは健康の証!つやつや、ふわふなな子はまず健康体
- 足が太くしっかりしているか:がっしりしている子ほど運動能力は高く、健康に育ちやすい
これらは素人でも簡単に判断できるので、気になる猫に出会えたときはまずチェックしてみましょう!
チェック項目2:日常の様子
日常の様子はちょっと見ただけでは判断できないので、施設スタッフに質問してみるといいでしょう。
- 食欲はありますか?:1日のトータルの食事量を確認する
- 排便・尿は正常ですか?:下痢や軟便、便秘などしていないか
- どんな性格ですか?:人見知り・怖がり・陽気などいろいろ
このほかにも、気になること、不安なことはその場ですべて解消しておくと安心して猫を迎えられます。
チェック項目3:ワクチンの接種状況
ワクチンの接種は、猫の健康にとってとても大切なことなので、必ず確認しておきましょう。
- 証明書の有無:ワクチン接種後に動物病院から発行される証明書
ワクチン証明書には接種の有無のほか、回数や時期なども記載されているので大切に保管しておきます。
引き渡し条件も確認しておこう!

健康状態や日常の様子、ワクチンの接種状況などを確認したら、ひとまずチェック項目としては十分でしょう。
ただ、その子が気に入ったからと、すぐに迎えられるわけではありません。
ペットショップやブリーダーでは売買契約がありますし、保護猫団体では里親審査があるものです。
各施設で気になる子を見つけたときは、引き渡し条件についてもあわせて確認することをおすすめします。