一人暮らしでペットを飼うときのルール
- 2020/11/9
- コラム

一人暮らしの”癒し”に、ペットを飼うという方は多いですよね。
しかし、ペットを飼う、というのはただ癒されるばかりではありません。
ご飯をあげたり、トイレの処理をしたり、運動させたり、と大変なことが多々あります。
安易な気持ちで飼うと、癒しのはずのペットが負担になってしまうことも……。
今回は一人暮らしでペットを飼うときに、知っておいて欲しいルールをご紹介します。
目次
ペットと暮らす上での5つのルール
”ペットを飼う”ということは、”ペットに責任を持つ”ということでもあります。
そこで、一人暮らしでもペットを飼っても大丈夫なのか迷っている方のために、ペットと暮らす上で知っておいて欲しいルールをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
十分な経済力はありますか?
ご飯(餌代)、トイレシート、ゲージ(囲い)、おもちゃ……などなどペットを飼うには必要なものがたくさんあります。
さらに、病気になれば治療費もかかりますし、高齢になれば介護費もかかるでしょう。
ペットを飼うにはそれなりに”お金”がかかるわけです。
今の生活でペットを迎えても経済的に大丈夫なのか、まずはよく考えてみてください。
お住まいは”ペット可”ですか?
賃貸アパートやマンションでは”ペット不可”のところも珍しくありません。
いくら経済的に余裕があっても、お住まいがペット不可では飼えないのです。
「小動物だから大丈夫でしょ……」と勝手に飼ってしまうと、後々、不動産会社や大家さん、ご近所さんとトラブルになることも考えられます。
今のお住まいが”ペット可”なのかどうか、必ず確認しましょう。
ちなみに、これからお住まいを探される方は、不動産会社で”ペット可”の物件を探していることを伝えておくと、条件に合う物件を紹介してもらえます。
いざというときの預け先はありますか?
旅行や出張などで長期間、家を留守にすることがあるかと思います。
1日、2日の短期であれば種類によってはお留守番ができますが、長期間となるとご飯をあげたり、排泄物の処理をしたり、とどうしても世話が必要です。
そんなとき、一人暮らしだとペットをどこに預けるのかが問題になります。
動物好きな家族や友人が近くに住んでいるのなら、そちらに預けるのもありでしょう。
そうでないのなら、ペットホテルのような預かりサービスが近場にあるのかや、どのような環境なのか、料金はどれくらいなのかなど調べておくことをおすすめします。
周囲への配慮はできますか?
一人暮らしにおいてペットは”家族”であり、存在そのものが”癒し”です。
しかし、私たちの周りにはペットが苦手な方も少なからず存在しています。
もしかすると、ご近所さんの多くがペットを苦手としているかもしれません。
ペットの臭いや泣き声などが、ご近所トラブルになることも考えられるわけです。
無駄吠えをしないようしつけをしたり、臭いを抑えるために清潔を心がけたり、散歩ではかならずリードをつけたり、排泄物を適切に処理したり。
ご近所の迷惑にならないよう、互いに気持ちよく暮らせるよう配慮しましょう。
最後まで責任を持てますか?
ペットにとっても飼い主は唯一の”家族”です。
これは何よりも大切なことで、ペットを飼うのなら”愛情”をかけて育ててください。
種類によってはあまり懐かなかったり、しつけが難しかったり、すぐに体調を崩したりしてしまうペットもいます。
それでも、家に連れて帰ったのであれば、最後まで責任をもつ覚悟が必要です。
▼ こちらもチェック!
ペットとともに楽しい一人暮らしを!
なんとも耳障りな話ばかりをしてしまいましたね。
すいません……。
それでも、どれも一人暮らし(一人暮らしに限らずですが)でペットを飼うのなら、ぜひ知っておいてもらいたいごくごく基本的なルールばかりです。
一人暮らしはペットを飼うべきではない、という話ではありません!
むしろ、条件をクリアできるのなら、ペットはきっとよき”家族”となってくれるので、一人暮らしに寂しさを感じている方はぜひペットとの暮らしを前向きに考えてみてください。