
猫との暮らしは、間違いなく素晴らしい体験をもたらしてくれます!
でも、猫、という生き物と暮らすわけですから、大変なことがあるのもまた事実です。
飼い主には病気や、老いた猫の介護まで考えて、最後まで責任をもってお世話する覚悟が求められます。
そこで、今回は猫を家族に迎える前に、心得ておきたい6つのことをまとめてみました。
心得1:猫の性格はみんな違う
人も、それぞれ性格が違いますよね。
それと同じで、猫もまた、それぞれ性格が違います。
同じ猫種であってもです。
人懐っこい子もいれば、自立心の高い子も。寂しがりやで、甘えん坊で、ひとりでの留守番が苦手な子も。
それぞれの性格を理解した上で、その子が安心できる環境を用意できると、皆が幸せに暮らせるでしょう。
心得2:猫のしつけは難しい
猫は賢い生き物です。飼い主の言葉もある程度は理解できます。
でも、その本質は自由気ままで、プライドも高め。
あまり周りに指示されたり、ルールに縛られたりするのは好きではありません。
そのため、犬に比べて、猫のしつけは難しいとされています。
ただ、だからとまったくしつけないのは問題なので、猫の性格に合わせたしつけを意識するといいでしょう。
心得3:猫は毛がよく抜ける
人も含め、毛のある動物は多かれ、少なかれ毛が抜けます。
中でも、猫はよく毛が抜ける動物です。
猫の毛がじゅうたんや、カーテン、ソファーなどにつくのは当たり前。
猫と暮らす、ということは猫の毛とも付き合っていく必要がある、ということです。
抜け毛をなくすことはもはや無理なので、ブラッシンググッズや掃除用具など上手に処理する方法を考えましょう。
心得4:猫は3分の2は寝てる

猫種にもよりますが、猫は一生のうち「3分の2」は寝て過ごすと言われています。
とくに高齢猫ともなると、起きているのを見かけるのが珍しくなるほど。
当然、寝ているときに無理やり起こされたり、うるさくされたりしたらストレスが溜まります。
ストレスが溜まれば病気にかかりやすくなりますし、寿命が短くなるかもしれません。
大切な愛猫に健康で、穏やかにいてほしいのなら寝ている猫はそのままに、好きにさせてあげましょう。
心得5:猫はメンタルが弱め
猫は気位が高く、気が強い子が多いのですが、一方で意外なほどメンタルは弱めです。
猫種や、その子にもよりますが、神経質であったり、シャイだったりする子は多く、すぐストレスを溜め込みます。
知らない人にベタベタ触られた次の日には体調を崩す、なんてことは珍しくありません。
中には、ストレスが原因で脱毛や、異常行動を起こしてしまうことも……。
引っ越しや、家族が増えるなど環境が大きく変わるときは、猫の様子にとくに気をつけてあげましょう。
心得6:高齢猫は介護が必要
猫種や、その子にもよりますが、猫の寿命はおおよそ「16歳」と言われています。
猫も、私たち人と同じで、歳をとればそれだけ身体のあちこちに不具合が生じるものです。
病気になるかもしれませんし、そうでなくとも足腰が弱ってきます。
体調不良になる回数も増え、これまで以上に動物病院のお世話になるのは間違いないわけです。
それでも、飼い主として、家族として最後まで責任をもって介護や、看病をしましょう。
猫との暮らしはステキがいっぱい!
しつけや、介護などと聞くと、猫との暮らしは大変なことに思われるかもしれません。
でも、それ以上に、猫との暮らしはステキなことがいっぱいです!
ぜひ、猫の気分屋なところも、メンタル弱めなところも含めて、猫との暮らしを楽しんでください。